◤事例集:事例No.9
- 分類:アンコール発表
- 検討時期:2015年12月(更新:2020年12月)
- トピック
- 海外学会にて発表した内容を国内学会でアンコール発表する際の問題について
- 経緯・背景
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・アンコールは発表内容も演者/共同演者も同じで,発表者は場合によって変わることもある(言語の変更はOK)として進めている。その際Author inviteを再度行う必要があるか。
- 討議内容
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・Author invite※の必要性・アンコール発表の定義
- 論点及びほかの選択肢
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・Author inviteについては全著者にアンコール発表の事前承認を取得する事で代替えし、改めて行っていない事が多い。・アンコール発表として許容される変更について解釈が異なる場合があるが,ある程度の定義はGPCAP1)及びGPP32)に記載がある。・アンコール発表にあたってはオリジナル学会とアンコール先の学会両学会から事前許諾が必要となる。学会によってはアンコール発表が認められていない事もあるので事前確認が必須。・オリジナル発表の著者が話せない言語で学会発表を行う必要がある場合,学会はローカル言語での発表者(Non-author presenter)を許容する。
- 参考情報
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1) Foster C, Wager E, Marchington J, et al.
Good Practice for Conference Abstracts and Presentations: GPCAP.
Res Integr Peer Rev 4, 11 (2019).2) Battisti WP, Wager E, Baltzer L, et al.
Good Publication Practice for Communicating Company-Sponsored Medical Research: GPP3.
3.2: Presentations at Scientific Congresses
Ann Intern Med. 2015;163:461-464. GPP3日本語版※ GPP3 (2.1 Written Agreement)に基づいて、企業が著者候補に著者資格要件と倫理的責務を説明し、理解いただいた上で著者就任について書面等での合意を得るプロセス