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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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Tom Lang氏 特別講演会
How to Report Statistics in Medicine
日 時: 2007年12月18日(火)10:00〜16:30 (開場9:30)
場 所: 東京大学 山上会館 2F 大会議室
講 師: Thomas A. Lang, MA (ブロック通訳あり)
定 員: 85名
(お申込者数が定員を越えた場合,JMCA会員,日本科学技術連盟主催の「メディカルライティング教育コース」参加者−修了者含む−が優先となります)
後 援: 財団法人 日本科学技術連盟
 質の高い医学論文や治験総括報告書を作成するためには,デザインのしっかりした研究を実施すると同時に,得られた成績を適切な形式でまとめることが必要で,なかでも統計解析に関する情報をどのように記載するかは,医学論文や治験総括報告書を作成するうえで重要な位置を占めます。
 今回のセミナーでは,国際的に高く評価されている教科書「How to Report Statistics in Medicine」の著者であるThomas A. Lang先生を日本にお招きし,統計解析に関する情報をどのように記載すればよいかを解説していただきます。医学論文を執筆している医師の方,あるいは企業で治験総括報告書を作成している方は,本セミナーへの参加をぜひご検討ください。

【プログラム】
Part 1: Reporting Randomized Controlled Trials (10:00〜12:30)

 ここでは,「ランダム化比較試験を実施した場合,緒言,方法,結果,考察の各セクションにはどのような情報を記載すればよいか」を解説します。ランダム化比較試験の報告方法については,Consolidated Standards of Reporting Trials(CONSORT)という国際的な指針が公表されており,この指針の内容を解説するとともに,講師の経験を踏まえて,さらにいくつかの留意点を補足します。
 なお,講義ではCONSORTの詳細な解説(CONSORT statement 2001 Explanation and Elaboration Document)を使用しますので,セミナー参加者は以下のウェブサイトからこの解説をダウンロードしたうえで,当日ご持参ください。
http://www.consort-statement.org/?o=1011

Part 2: The Most Common Statistical Errors (13:30〜16:30)

 ここでは,解析結果を記載する際にどのような誤りを犯しやすいのか,実例をまじえながら解説します。ここでいう「犯しやすい誤り」とは,単に文章表現上の誤りだけを指すのではなく,図表も含めて不適切な事例を提示します。すなわち,文章・図・表のそれぞれで解析結果をどう示せばよいかを理解していただくのが後半の講義の目的です。
 なお,講義には講師が発表した論文を使用し,当日参加者に配布いたします。

◆お問合せ・お申込
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
 電 話: 03-3252-3150
 F A X : 03-5297-6259
 メール: office@jmca-npo.org