このたび,大変好評だった第27回JMCAサロン「3Cs Englishを身につけよう!―日本人がグローバルスタンダードの英語論文を書くためのポイント(3Cs English: Writing Journal Papers in English to a Global Standard)」(2019年3月開催)の活用編を開催します。
前回のサロンでは,Lee Seaman氏の提唱する「明瞭,簡潔で理路整然とした英語」,すなわち“3Cs English(Clear Concise Coherent English)”を書くための具体的な方法を解説いただき,医学論文のライティングに関する演習を行いました。今回は,3Cs Englishをさらに実践的に応用するためのサロンです。
多くの日本のメディカルライターは,グローバルな読者が十分に理解できる英文ドキュメント作成に難しさを感じています。そして,その難しさの原因は,実は英語のスキル不足ではなく,英文構成に関わるスキル不足である場合が多いのです。良いメディカルライティングには複雑な英語を書くスキルよりも,英文を効果的に構成するスキルが必要です。
このサロンに参加することで,
- 世界の人々に向けて機能的な英語を書く能力に,自信がもてるようになります。
- 長くて複雑な英文を,短くわかりやすい英文に書き換えることができるようになります。
- 論文の構成要素に沿った,より効果的な書き方を学ぶことができます。
- 英語でのコミュニケーションをより効果的に進めるためのコツが理解できます。
このサロンでは主に医学論文に焦点を当てますが,基本的な考え方やライティングのポイントは,論文以外の英文ドキュメント作成にも役立つはずです。
前回のサロンに参加された方は3Cs Englishをさらに活用するために,また,前回参加されてない,あるいは3Cs Englishをご存知ない方でも,3Cs Englishを学び,業務などに生かすために,ぜひご参加ください。3Cs Englishを活用して,英文ライティングのスキルアップを目指しましょう。
*Seaman氏の講義は英語と日本語を交えて行われますが,質問は日本語でお受けできます。あなた自身の英語のレベルを気にすることなく,ぜひお気軽に参加ください。なお,講義スライドと演習材料は英語です。