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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
Japan Medical and Scientific Communicators Association
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医療や健康に関するコミュニケーターとは?
2008年2月7日(木)
第12回JMCAサロン
インターネットを使った医療・健康情報の発信を考えよう:オンデマンド媒体の特性をどう生かすか
講  師: 後藤 悌先生
国立がんセンター中央病院医師
日  時: 2008年2月7日(木) 13:30〜18:00(開場13:00) 
場  所: 東京大学医学部教育研究棟13階 第6セミナー室
プログラム: 講義と演習をワークショップ形式で行います。
13:30〜17:30 講義とグループ演習(途中休憩 15分程度)
17:30〜18:00 サロン(講師・受講者の交流の場)
定  員: 30名
非会員の方もご参加頂けます
(※お申し込み多数の場合は会員優先となります)
協  力: 財団法人パブリックヘルスリサーチセンター Japan Public Outreach Program(J-POP)
 
インターネットを介した情報量が,爆発的に増えています。

コミュニティ型のウェブサイト“SNS” や,会員登録さえすれば誰でも動画を簡単に発信出来るポータルサイト“YouTube”など,新しい情報システムの普及は既存のメディアを脅かすまでになって来ました。2006年度の国内広告費を媒体別に見ると,インターネット上の出広料が,減少傾向を辿るテレビ・新聞・雑誌に急追し,雑誌を抜いて第3位となるのは,既に時間の問題と見られています(電通調査)。

ヘルスコミュニケーション分野で活動する人にとって,インターネットを使った情報の受発信は,いまや避けて通れない課題のひとつとなっています。それは,インターネットが持つ「検索⇒情報入手⇒次の検索」と言う連続性,オンデマンド性が,医療情報のニーズにマッチしているからです。この問題を検討するにあたっては,単に技術的側面だけでなく,“認証問題”や“個人情報保護問題”などの周辺課題も視野に入れてかかる必要がありそうです。

JMCAサロンでは,これまで,インターネットを使った「情報検索法」につき,折に触れて取り上げて来ましたが,今回は,インターネットを使った「情報発信のしかた」に焦点を当て,講義と演習を実施したいと思います。

まず講義では,医療情報の入手法と信頼性の見極め方,日本と海外それぞれの情報特性,医療におけるオンデマンド情報の特徴,視覚情報の扱い方,YouTube を使った効果的で安全な情報発信法など,この分野におけるフロントの話題を解説してもらいます。

続く演習では,用意された映像素材を使い,情報発信する際に留意すべきチェックポイントや表現上のピットホール,技術的課題の解決法などを,グループ演習を通じて体験いただくことを考えています。

企業関係者,研究者,メディア,フリーランスなど,ヘルスコミュニケーションに携わる広範な方々の参加をお待ち申しあげています。(JMCA理事 武原信正)

◆お問合せ・お申込
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話:03-3252-3150
F A X :03-5297-6259
メール:office@jmca-npo.org