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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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医療や健康に関するコミュニケーターとは?
最終更新日:2010/11/24
2010年11月25日(木)
 第9回 JMCAシンポジウム
『うつと自殺問題を考える
 - ヘルスコミュニケーターの課題とは 』
日 時: 2010年11月25日(木)13:30〜17:30(開場13:00) ※17:40〜19:10 懇談会
会 場: 東京大学 弥生講堂一条ホール(本郷キャンパス内)
東京都文京区弥生1-1-1
定 員: 150名程度

 本邦の自殺者数は平成21年も 3万人を超え,年間死亡の2.8%を占めるまでに至っております。年間自殺者数が3万人を突破する状況は12年も続いています。経済的損失も非常に大きく,深刻な社会問題です。自殺の原因・動機としては「うつ病」が多いと言われており、うつから自殺という経過を辿った人は少なくありません。

 一方,うつの改善や自殺の予防対策として,地域でのネットワークづくりや電話相談の開設など,人と人とのつながりやコミュニケーションに着目した試みが実施されてきています。

 今回は,この「うつと自殺」の問題を取り上げ,臨床・研究・情報など多方面からの検討と考察を行います。そのうえで「うつと自殺」問題に対するヘルスコミュニケーションとヘルスコミュニケーターの役割を検討したいと思います。参加者の皆様にも討論にご参加いただく機会を設けたいと思います。活発な討論から,ヘルスコミュニケーターが果たせる役割を明確にし,ヘルスコミュニケーターの活躍が,うつと自殺対策に効力を発揮できるようになることを目標としています。このシンポジウムが,そのための良いきっかけとなることを目指しています。

【プログラム】
※演題を始め,情報は随時追加いたします。また,講演時間などの詳細も変更になることがございますので,最新情報は当ウェブサイトにてご確認ください。
第1部. 講演会 13:30〜16:30 (敬称略)
講演1: 13:30〜14:30
『”うつ・自殺”の現状を知る』
1-1. うつ・自殺の疫学
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 山田 光彦
1-2. うつ病の臨床兆候:自殺との関連性も踏まえて
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 中川 敦夫
講演2: 14:30〜15:30
『”うつ・自殺”とコミュニケーション』
2-1. うつ病報道への課題 - 望ましい情報のありかた
読売新聞東京本社 編集局医療情報部 田中 秀一
2-2. 働き盛り世代の命を守る 富士モデル事業『睡眠キャンペーン』の実践
静岡県精神保健福祉センター 市原 眞記
— 休憩(15分間) —
講演3: 15:45〜16:25
『”うつ・自殺”対策』
3-1. 国・自治体の対策
医療法人財団東京勤労者医療会 代々木病院 精神科 伊勢田 堯
— 休憩(5分間) —
第2部. パネルディスカッション 16:30〜17:30
「”うつ・自殺”対策におけるコミュニケーターの課題」
司会:東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻生物統計学教授/JMCA理事長 大橋靖雄
パネリスト: 全講師

懇談会 17:40〜19:10

◆お問合せ
 特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
メール office@jmca-npo.org
電 話 03-3252-3150
F A X 03-3254-8037