プレゼンテーション力を高めるためのワークショップです。練習をすれば,誰もが上手にプレゼンをすることができます。
「日本の医療を海外に発信する」をタイトルとしました。国際会議で,日本の医療の話を10分間してほしいと頼まれました。さて,どうすれば良いでしょうか。シナリオ・ハウス手法を用いれば,伝えたいことを論理的に整理し,効果的なプレゼンテーションを行うことができます。
まずシナリオ・ハウスの手法について説明をします。次に,数人のグループに分かれ,どのようにプレゼンテーションをすれば良いかを話し合っていただきます。「世界一の長寿国」,「日本人は薬好き」,「3時間待ち3分診療」の中からテーマを指定しますので,グループごとに,プレゼンテーション原稿を作っていただきます。
まとめとして,グループごとに10分間のプレゼンテーションをしていただきます。さらにお互いに批評をすることで,より効果的なプレゼンテーションは何かを考え,その基本を学んでいただきます。
(医療ジャーナリスト,JMCA評議員 岩石 隆光)
【講師略歴】(敬称略)
今城 望 (いまじょう のぞみ)
6歳−15歳までアメリカで暮らし,その後もカナダ,オーストラリアと海外での生活が豊富。
成蹊大学文学部卒業後,日本ロシュ株式会社入社。
外国人社長のアシスタントなどを経験し,イギリスのインターナショナル・スクールへ派遣され,ビジネス英語やコミュニケーション術を学ぶ。
帰国後,広報部長及びロシュ・グループ グローバルコミュニケーションチームメンバーとして国内と海外グループ会社との円滑な広報,コミュニケーション活動に貢献。全グループ会社会長の通訳としても活躍。同時に,若手社員や学生に英会話を主にした正しい発音,ヒヤリングやマナーなどを指導。
欧州製薬工業協会広報委員会委員長(3期6年間)として欧州製薬企業の広報活動に従事。
2010年キャッスル・インターナショナル株式会社設立。
ビジネス・プレゼンテーション,ビジネスマナー等の研修,コンサルティング業。
【ファシリテーター略歴】(敬称略)
岩石 隆光(いわいし たかみつ)
社会福祉士・医療ジャーナリスト
1996〜2005年 毎日ライフ・JAMA日本語版編集長(毎日新聞社)
2008年 Wetherford DailyNews コラム二スト,2009年 Columbia University 研究員。
日本脳卒中協会理事,東京社会福祉士会事務局長・研修委員会委員長,東京医科歯科大学非常勤講師,JMCA評議員。