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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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最終更新日:2011/09/06
2011年9月13日(火)
JMCA臨床研究セミナー 7 『一流誌に論文が掲載されるまで』
わが国でも市販後の標準治療確立のための臨床試験の重要性がようやく認識され、がん領域以外でも多くの試験が行われてきている。これらの試験を効率的に実施しかつ世界に発信し知見を普及させるためには、研究資金の調達・支援体制(とくにデータマネジメント)の整備以外に、いかに早く・広く・権威をもって出版するかが鍵となる。そしてそのためには、メディカルライターの専門家養成と経験の蓄積が重要であり、本協会の存在意義もここにある。

今回のセミナーでは、癌・脳卒中二つの分野で実施され(それぞれ研究者主導、会社主導)、今後の標準治療にわが国発のエビデンスとして大きな影響を有する臨床試験を取り上げる。試験実施の中心であり、かつインパクトの高い雑誌に論文執筆をなされた研究者を迎え、研究計画から出版まで生々しいお話をうかがうこととしたい。

このような発表の機会は稀であり、医師研究者、メディカルライター以外の臨床試験に関わる方々に広く参加をお勧めしたい。
(東京大学大学院医学系研究科 教授,JMCA理事長 大橋靖雄)
日 時: 2011年9月13日(火) 13:00〜16:15(開場12:30)
会 場: 東京大学本郷キャンパス 内 (東京都文京区本郷7-3-1)
※会場の詳細は受付完了時にご案内いたします。
定 員: 130名程度(JMCA会員優先のうえ,会員以外の方は先着順)

最近出版され高い評価を得た二つの臨床試験を取り上げ,その計画から出版までを,とくに
エディターとのやり取りを中心に議論する。

【プログラム】※時間は予定であり,変更になる場合がございます。 (敬称略)
時間
演題・講師
13:00〜13:30
イントロダクション 東京大学大学院医学系研究科 生物統計学 教授 大橋 靖雄
13:30〜14:40
講演1 「アスピリンとシロスタゾール:脳卒中再発予防二重盲検試験,CSPS2の計画から出版まで」
Cilostazol for prevention of secondary stroke (CSPS 2):
an aspirin-controlled, double-blind, randomised non-inferiority trial.
The Lancet Neurology 2010; Vol. 9 No. 10 : 959-68.
国家公務員共済組合連合会 立川病院 院長 篠原 幸人
14:40〜14:55
休憩 15分
14:55〜16:05
講演2 「転移性大腸癌に対する2次化学療法のランダム化比較試験(FIRIS試験)の計画から出版まで」
Irinotecan plus S-1 (IRIS) versus fluorouracil and folinic acid plus irinotecan (FOLFIRI) as second-line chemotherapy for metastatic colorectal cancer: a randomised phase 2/3 non-inferiority study (FIRIS study).
The Lancet Oncology 2010; Vol. 11 No. 9 : 853-60.
愛知県がんセンター 中央病院 薬物療法部 部長 室 圭
16:05〜16:15
総括 東京大学大学院医学系研究科 生物統計学 教授 大橋 靖雄
◆お問合せ・お申込み
 特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話 03-3252-3150
F A X 03-3254-8037
メール office@jmca-npo.org