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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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最終更新日:2013/05/16
2013年5月21日(火)
第12回 総会
日時: 2013年5月21日(火)13:30〜14:00(開場13:00)
場所: 東京大学農学部 弥生講堂・一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
※入場は会員優先ですが,お席に余裕がある場合は会員以外の方にもご参加いただくことができます。
2013年5月21日(火)
第12回 講演会
「医薬情報担当者(MR)に対するエビデンス教育」
時 間: 14:00〜17:30
場 所: 東京大学農学部 弥生講堂・一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
定 員: 120名程度  会員以外の方もご参加いただくことができます(会員優先)。
懇談会: 17:40〜19:00
同じ建物内ロビーを会場に,飲み物と軽食にて参加者間の交流を図ります。
→プログラム

 大規模臨床試験のデータに関する信頼性,そして論文の撤回問題がマスコミでも大きく取り上げられている。この背景の一つに,2007年の医薬品プロモーションコードの改訂により,従来は可能であった学会発表結果のプロモーション活用が不可となり,ピアレビューされた論文のみが「エビデンス」としてプロモーションに活用できることとなった事情がある。
 一方,4月25日のJMCAサロン「国際的な医学雑誌への論文アクセプトのための戦略」などJMCAのセミナー・サロンでたびたび取り上げられているように,臨床研究論文に求められる質はますます高くなり,プロモーション戦略と歩調をとった「パブリケーション戦略」の重要性,その戦略を担うパブリケーションマネージャの必要性も認識されつつある。幸い出版に成功したとしても,この成果を医薬品のプロモーション活動につなげるためには,論文に示された「エビデンス」を適切に理解し,かつ公正に医師に伝達するMRの役割が重要となる。

 本講演会はJMCAで初めてのMR教育に関する講演会である。高度化する論文の内容を読み解いて医師に伝える能力をいかに鍛えるか,公正な情報伝達とプロモーションとは両立しうるのか,そもそもMRに求められる資質とは何か,をMR教育の経験豊富な方々をお招きし議論したい。上記サロンの内容の要約も紹介する予定である。製薬会社の営業部門とMR教育に携わる方々,プロモーション資料作成に携わる出版・広報・メディカルライターの方々のみならず,市販後研究の核であるメディカルアフェアーズ・学術の方々にも広くご参加を呼びかけたい。
モディレーター 大橋 靖雄(東京大学大学院医学系研究科,JMCA理事長)

【プログラム】※演題や講演時間などの詳細は,変更になることがございます。 (敬称略)
■講演会 14:00〜17:30
14:00〜14:15(15分) イントロダクション
大橋 靖雄
(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 生物統計学 教授, JMCA理事長)
14:15〜14:30(15分)
講演1: 「臨床試験の透明性・質保証とパブリケーションマネジメント」
小貫 美恵子(株式会社エディット 代表取締役, JMCA評議員)
14:30〜15:00(30分)
講演2: 「高度化するMR活動に連動した教育の試み」
田村 澄江(中外製薬株式会社 学術本部 学術教育・研修部長)
15:00〜15:15(15分) 休憩
15:15〜15:45(30分)
講演3: 「公正な情報伝達とは」
玉岡 悦健(Genomic Health 日本マネージャー)
15:45〜16:15(30分)
講演4: 「これまでの経験を踏まえて、モニター教育と対比して」
川上 宏一(第一三共RDノバーレ株式会社)
16:15〜16:45(30分)
講演5: 「現場で活躍されているMRからのエビデンスの活用方法と求めるべきツールの要素」
及川 真一郎(医薬情報担当者)
16:45〜17:00(15分) 休憩
17:00〜17:30(30分) Q&A
参加者: 全講師の予定
司会: 大橋 靖雄
■懇談会 17:40〜19:00

◆お問合せ・お申込み
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話:03-3252-3150 FAX:03-3254-8037
メール:office@jmca-npo.org