日本メディカルライター協会(JMCA)では,上級者を対象とした演習中心の講座を継続的に開催してきました。今回は,以下の2点をトピックとした講座を開催します。
・投稿用原稿を仕上げた後のカバーレターの書き方
・投稿後の査読結果への対応
これらは論文が受理される上で重要な位置を占めるにもかかわらず,講義等ではあまり解説されてきませんでした。このため,これらに造詣の深いブルーヘルマンス先生を講師にお招きし,「論文投稿時のカバーレターの書き方」「編集者から送付されてきた査読結果の読み方」「査読への対応方法」「査読に回答するときのカバーレターの書き方」などを解説していただきます。
なお,今回の講座では事前課題を設定します。具体的には,ある医学論文を読み,この論文に添付するカバーレターを期限までに作成していただきます。当日は,参加者を5〜6名ずつのグループに分け,各参加者が作成した文章を基にして,グループごとにカバーレターを作成します。その後,参加者全体で各グループの成果物を討議します。これによって,座学では得られない実践的なノウハウが身につくようになります。
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