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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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最終更新日:2015/08/24
2015年8月26日(水)
第6回メディカルライティング上級講座(JMCA主催)
— 医学論文の結果を執筆する際の留意点 —
講 師: 林 健一 (アラメディック株式会社 代表取締役,JMCA評議員)
日 時: 2015年8月26日(水) 13:30〜17:30(開場13:00)
場 所: 東京都千代田区内会議室
定 員: 30名
※会員優先ですが,非会員の方もご参加いただくことができます。

【講師からのメッセージ】

これまで,本講座では「抄録」「緒言」「方法」の書き方をそれぞれテーマとして,講義と演習を実施してきました。今回は「結果Resultsの書き方」をテーマとして同様の講座を開催いたします。通常,このセクションでは,主要な解析結果を図表にまとめた後,図表の内容を文章で記載します。そして,多くの方は「大変なのは解析結果を図表にまとめることで,図表さえできあがれば,それらに基づいて文章を記載することはそれほど難しくない」と考えています。しかし,実際には,結果が適切に叙述されていない論文を目にすることは決して少なくありません。

本講座では,結果に関するConsolidated Standards of Reporting Trials(CONSORT)の要求を解説した後,あるランダム化比較試験の結果をまとめた図表を読み,その内容を記載するという演習を実施します。こうした講義と演習を通して,結果の書き方を身につけていただくのが本講座の目的です。

医学論文を執筆している方,将来医学論文を執筆しようと考えている方,あるいは臨床試験成績の報告方法に関心のある方のご参加をお待ち申し上げます。
* * * * * * * *
【プログラム】
演習1:表に示したデータを文章で簡潔に叙述する
講義1:臨床試験の結果を報告する際の留意点
・ICMJEの推奨
・結果に関するCONSORTの要求(item 13〜19)
演習2:ある脂質異常症治療薬のランダム化比較試験の結果を叙述する
講義2:演習の解説
ご注意:
1) 本セミナーは演習を中心としたもので,参加者には随時発表をお願いしますし,講師が参加者を指名して回答をお願いすることもあります。講義を中心とした講座ではありませんので,この点をご理解のうえお申込みください
2) 演習では,脂質異常症治療薬のランダム化比較試験を題材にします。このため,もし時間があれば,日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」など,脂質異常症の治療方針を解説した資料に目を通しておいてください(2007年版の要約など,容易に入手できる資料をざっと読めば十分です)。
3) 結果をまとめた図表は英語版を提供します。なじみのない専門用語には日本語で解説をつけますので,脂質異常症に詳しくない方でも心配しなくて結構ですが,英語に不安のある方は辞書や電子辞書をご持参ください。ただし,演習中はスマートフォンやノートパソコンなど,インターネットに接続できる機器の使用を禁止します。このため,電子辞書はインターネットに接続できないもののみが使用可能となりますので,ご注意ください。
4) 演習資料の複製・転載及び参加者以外への提供は固くお断りいたします。この点に同意していただいたうえで本講座への参加をお申込みください。

◆お問合せ
 特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話 03-3252-3150
F A X 03-3254-8037
メール office@jmca-npo.org