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2021年に開催した3回シリーズセミナー『英語論文ライティングセミナー:効果的な英語論文のライティングと投稿: Lee SeamanとTom Langが教えるノンネイティブのための戦略』に参加された方限定のアドバンスドセミナーを開催いたします。
医学論文を書く目的は多くの場合,研究によって得られたデータやその解釈を,明快で正確,かつわかりやすい情報として提示することです。そこで論文執筆に携わるメディカルライターには,その研究によって得られたデータやその解釈を完全にかつ正確に理解した上で,その理解を明快・簡潔・一貫性をもって読者に伝えること[“clear, concise and coherent (3Cs) ”コミュニケーション]が求められます。
このアドバンスドセミナーでは,Seaman先生が考える「メディカルライティングに科学的な思考を適応する方法」である“3Csマインド(the 3Cs mind)”をベースに,昨年の『英語論文ライティングセミナー』でも紹介された「メディカルライティングのための12の原則(the 12 Edits)」* やその他のツールを活用し,「より良い英語を書く」ことではなく「英語論文をより良く,より効果的に書く」ことに焦点を当てます。3Csメディカルライティングのためのツール活用を実践していただくことで,それらを“使えるスキル”として身につけることができるようになるでしょう。
*『日本人がグローバルスタンダードの英語論文を書くためのポイント』
(Lee Seaman, Tom Lang著:ライサイエンス出版株式会社発行)
1回あたり最大10人の少人数で,インタラクティブなセミナーを予定しています。解説等は英語で行われますが,日本語でコメントや質問をしていただくことも可能です。参加の皆さんには全員,セミナー中に必ずご発言をいただきたいと考えています。
先着順で参加が確定した方には,9月20日ごろから事前課題についてご案内いたします。ご自分で選んだ論文の1セクション(100 words以内)を取り上げ,事前課題に記載された5つの問題に回答の上,10月10日までにSeaman先生に直接メールでご送付ください。その際,課題に関連したSeaman先生への質問も受け付けます。詳細は送付する事前課題に記載されています。
Seaman先生は全員の事前課題への回答に目を通した上で,当日取り上げるトピックをその中から選択し(3セクション程度),10月下旬までに参加者の皆さんにお知らせします。セミナー当日はそれらを題材に皆でディスカッションを行う予定です(トピックを選択した参加者の特定やその方の回答は提示しません)。なお,セミナー終了後にはSeaman先生から,参加者全員の事前課題への回答に対して,個別のフィードバックもいただける予定です。
昨年の『英語論文ライティングセミナー』に参加された皆さん,ぜひこのアドバンスドセミナーにご参加いただき,さらに英語論文ライティングのスキルを磨きませんか?