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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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最終更新日:2022/12/28
日本メディカルライター協会 第22回JMCAシンポジウム
日時: 2023年2月13日(月)13:30〜17:00
 
場所: Zoomを用いたオンラインセミナー
ご応募の方は、2月14日(火曜日)〜2月27日(月曜日)の2週間いつでも録画を視聴できます。
 
テーマ: Patient centricityに対してメディカルライターが貢献できることは何か―Plain Language Summaryの事例に基づき検討
 
参加費:
正会員 5,000円
賛助会員(枠内:4名まで) 6,000円
賛助会員(枠超過:5名以降) 8,000円
一般 10,000円
学生 5,000円
定員: 500名
【申込方法】
受付期限2023年2月12日(日)18:00まで(定員になり次第受付終了となります)
申し込みは下記のURLより手続きをしてください。
https://forms.gle/UU2VzXwKPhSecU1L9

短縮URL禁止の方 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSexm
KbCzqrGskLtrZaZLOxvMNPtNcUETx5mR6olGXhJBlQIPA/viewform?usp=sf_link
要旨

近年,Patient Centricity,患者・市民参画型医療が国際的に注目されており,本邦でも医薬品開発に患者や市民の声を取り入れる活動が産患官学で促進されています。また,患者や市民のHealth Literacy,Patient Journeyの理解の現状や課題も踏まえ,臨床試験の情報公開や参加者への結果報告等を積極的に実施する製薬企業も増えてきました。そのような流れの中,私たち製薬企業は患者が必要とする情報を,適切なタイミングで,患者が理解できる言葉で正確に情報提供することは容易なことではありません。

本シンポジウムでは,製薬企業の臨床担当及びメディカルライター,医薬品開発業務受託機関のメディカルライターをお招きし,臨床試験参加者への結果報告(Plain Language Summary,PLS)に焦点を絞って,その取り組みと課題をご発表頂きます。また,患者団 体の方から,患者の立場から製薬企業への期待をご発表頂きます。患者の声を生かした医薬品開発の現状と課題を理解するとともに,メディカルライターとして,患者や市民を対象とした文書作成で留意しておくべきことは何かを考える機会にしたいと思います。


【プログラム】
13:30〜13:40
開会の挨拶
京都大学大学院医学研究科
社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫
13:40〜14:15
製薬企業:PLSの現状と課題@
演者:ノバルティスファーマ株式会社 鈴木 和幸先生
講演内容:
製薬協の調査した患者さんに治験の全体結果を共有している会社の割合など昨今のPatient Engagementに関する状況と昨年欧州で出されたGood Practice Lay Summaryの概要をご紹介いたします。当社でのPLS作成,提供の状況をお示した上で,取り組みや課題について紹介し,ご登壇の演者の方や参加されているみなさまとの議論に繋がればと思います。
14:15〜14:50
製薬企業:PLSの現状と課題A
演者:中外製薬株式会社 草野 健一郎先生
講演内容:
当社は2016年にglobal試験で初めてPLSを国内で提供しました。その後PLSを提供する試験は年々増えています。当初は海外で作成されたPLSを翻訳して提供していましたが,近年は一部試験で社内メディカルライターが内作しています。本演題では,当社のPLS作成,提供の現状を概観した上で,取り組みや課題などについて紹介します。
14:50〜15:25
Plain language summary(PLS)作成時のヒント
―パブリケーションライターとしての経験から―
演者:プロスクライブ株式会社 海老名 寛子先生
講演内容:
臨床試験に参加いただいた患者さんに結果をお伝えするための「patient lay summary」に加え,臨床研究の内容や結果を平易な言葉でまとめた公表物,「plain language summary (PLS) 」への関心が高まってきています。多様化するPLS,グローバルでの最近の傾向,また,自身の経験からPLSを作成する際に気をつけている点や課題と感じている点などをご紹介します。
15:25〜15:40
休憩(15分)
15:40〜16:10
患者のための情報とは?
演者:NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 松本 陽子先生
講演内容:
「情報は命綱」。これは,治療を続けながら国のがん対策の充実を訴え続けた患者さんの遺した言葉です。この声に応えるようにがん患者への情報提供が重要だとの認識が広がり,さまざまな情報が「手元」に届くようになりました。しかし,それが「心」に届き,患者が納得して治療や療養を選択できるようになるには,もう少しの工夫が必要だと感じています。患者の視点から考えることをお伝えし,みなさまとの議論に繋がればと思います。
16:10〜16:55
パネルディスカッション
全演者
16:55〜17:00
閉会の挨拶
公益財団法人がん研究会
がん研有明病院 臨床研究・開発センター
安藤 聡美
◆お問合せ
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
メール:office@jmca-npo.org
電話: 050-6861-3069 ※可能であればメールにてご連絡ください。