講義の概要:
服薬、飲酒、喫煙、食事・栄養、身体活動・運動など、患者の行動変容をうながすライティングには4つのハードルがあります。@患者にその情報について関心を持ってもらい、Aその内容や重要性を理解してもらい、B考え方を変化させ、C記憶に残す、という4つです。
この講座では、興味、理解、変化、記憶の4つのハードルを越えて患者の行動変容をうながすライティングで重要な10原則を解説します。それぞれの原則について、学術的な背景を解説し、活用例を紹介します。この講座は、行動変容のための患者向けパンフレットやウェブサイトのライティングに役立つ実践的な内容です。
講師は、『実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーション』(大修館書店)の著者で、これまで4000人を超える保健医療従事者を対象に、患者・市民向け情報作成の研修を行ってきました。東京大学や帝京大学の公衆衛生大学院でも同じテーマで講義を行っています。
ぜひこの機会にご参加ください。
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