講義の概要:
Good Publication Practice(GPP:企業主宰による医学研究の公表の実施に関する基準)の3回目の改訂となるGPP 2022が公表されて約1年が経過しました。GPP3から基本的な考え方には大きな変更はないものの,パブリケーションを取り巻く環境の変化を踏まえた改訂が行われましたが,その対応や運用により現場にはどのような変化が生じているのでしょうか。
今回,この点に関するJMCAセミナーを企画しました。すでに取り組みを行っている企業などでの状況を実例としてご紹介いただき,その経験を共有するとともに,GPP 2022により得られた進歩や新たな課題,その対応策などについて,皆さんで議論してみたいと思います。
まずは,いくつかの企業や関連業種の方に,GPP改訂後の対応や運用などについて,会社や組織・グループなどでの取り組みや状況などをご紹介いただきます。その後,それらを踏まえGPP2022の課題や疑問,対応策などについて,ご講演者の皆さんによるパネルディスカッションを行います。参加者の皆さんからのご経験や課題・疑問などのご提示も歓迎いたします。
このセミナーに参加することで,実際にGPP 2022運用するにあたって知っておくべきことや現実的な共通の課題などを知ることができ,自らの問題解決のヒントも得られるかもしれません。皆さんのご参加をお持ちしています。
また,ご参加の際にはぜひ事前に,議論してほしいテーマやご質問などを事務局宛にお送りください。できるだけパネルディスカッションに反映したいと考えています。
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