14:00〜14:10 開会の挨拶
京都大学大学院医学研究科
社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫
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14:10〜14:40 「臨床試験における生成AIの活用の可能性」
演者:大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部
臨床研究センター 副センター長/特任准教授 浅野 健人
日進月歩で進化する生成AIは臨床試験においてどのような役割を果たせるのか。本講演では、人とAIの協働によるデジタルトランスフォーメーションの可能性を探るべく、プロトコル自動作成、説明文書の平易化、電子カルテ情報からの自動情報抽出について評価した厚生労働省特別研究の取り組みを紹介する。
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14:40〜15:10 「生成AI技術を用いた医療アプリ開発と導入への課題」
演者:コニカミノルタジャパン株式会社
ICW事業統括部 コミュニケーションDX事業開発部 川ア 健
昨今、生成AI技術に大きな期待が寄せられ、医療分野でも様々な活用が進んできております。一方で、データの取り扱いやセキュリティの確保、AIの正確性、法規制の順守、倫理の配慮まで実用化に至る課題は多岐にわたります。本講演では、実際の医療アプリ開発事例を元に、生成AI技術を実装するまでの機能開発と課題対応について紐解きます。
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15:10〜15:20 休憩10分
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15:20〜15:50 「製薬企業の業務に生成AIを用いる際の法的リスクとそのクリア方法」
演者:STORIA法律事務所 柿沼 太一
製薬企業に限らず、様々な企業・業界において、生成AIの業務への導入が急ピッチで進んでいます。生成AIは企業の業務効率化に大きく貢献しますが、一方で知的財産権の侵害や、情報漏洩、Hallucination(幻覚)など、様々な法的リスクも孕んでいます。本講演では、これらのリスクを具体的に解説し、AIの技術的側面も踏まえ、リスクを回避するための実践的な対策をご提案します。
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15:50〜16:20 「薬事文書の課題とデジタル技術活用の提案」
演者:日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 データサイエンス部会
2023年度タスクフォース2-2
石木 剛(日本イーライリリー)、島田 忠(中外製薬)
製薬協・医薬品評価委員会DS部会2023年度タスクフォース2-2では、データ利活用や生成AIの進化を背景に、薬事文書作成に関する課題を抽出、検討した。その結果、生成AIの積極的な利用はビジネスモデルの変化をもたらし、薬事文書作成にも大きな影響があると示唆された。本タスクフォースでは生成AIの理解と適切な活用が重要であると認識したため、実務における活用のヒントとその課題を紹介する。
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16:20〜16:40 パネルディスカッション
全演者
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16:40〜16:45 閉会の挨拶
京都大学大学院医学研究科
社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授
中山 健夫
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