13:30〜13:40 開会の挨拶
中山健夫 日本メディカルライター協会理事長
(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授)
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13:40〜14:10 Data Visualizationにおける最近の動向及びData Visualization活用事例紹介(企業の統計部門から@)
演者:東島正堅(日本イーライリリー株式会社 研究開発メディカルアフェアーズ統括本部 Scientific Data Solutions & Communications 統計科学)
講演内容:
医薬品開発の分野では、多岐にわたる複雑なデータを効果的に処理し、解釈する必要性があることから、Data Visualizationの様々な場面での利活用について議論がなされており、その有用性が認識されてきています。製薬業界において、 Data Visualizationがどのように寄与しているのかを共有するとともに、統計部門の立場からMedical Writing部門と連携しながら実施するPublicationの事例を紹介します。
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14:10〜14:25 Data Visualization活用事例紹介(企業の統計部門からA)
演者:江森 健人(MSD株式会社 グローバル研究開発本部 生物統計領域 臨床統計1課)
講演内容:
R Shinyは、オープンソースソフトウェアであるRのパッケージの一つであり、インタラクティブなWebアプリケーションを作成することができます。本発表では、R shinyの特徴を説明した上で、臨床開発部門における生物統計担当者の立場から、Data VisualizationのためのR shinyによるアプリケーションの活用事例や部署内でのアプリケーション開発への取り組みを紹介します。
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14:25〜14:40 Spotfire®を利用したPMSデータのレビュー(企業の統計部門からB)
演者:笹島 隆義(ノバルティスファーマ株式会社 生物統計&CDM ファーマバイオスタティスティクス)
講演内容:
Post-marketing surveillance (PMS)データは,適正使用を含む製品の安全性を
評価するために重要ですが、その数百から数千例に及ぶ膨大なデータ量と複雑さから、限られたリソースでのデータレビューが困難で、データの品質管理はDMの精査及び半年または1年に1回の安全性定期報告用の解析結果レビューに依存することが多いと思います。当社では,BI toolの1つであるSpotfire®を用いて,PMSデータの効果・効率的かつタイムリーなデータレビューを検討してきました。本演題では,当社での取組みをご紹介します。
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14:40〜14:55 Data Visualization活用事例紹介(企業のMW部門から@)
演者:大畑善嗣(日本たばこ産業株式会社 医薬事業部 臨床開発部メディカルライティングチーム)
講演内容:
臨床データは大規模かつ複雑であるため,データを理解する上で視覚化して把握することが有用です。データを容易に視覚化できるツールを用いることでCSRを作成する際にデータの理解を深めることが可能です。さらに,探索的解析や個別の被験者に関するデータの網羅的な把握も可能です。本発表では,CSR作成時にSpotfireを使用したData visualizationの事例を紹介します。
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14:55〜15:10 Data Visualization活用事例紹介(企業のMW部門からA)
演者:信田梨江(ノバルティスファーマ株式会社 グローバル医薬品開発本部 レギュラトリーライティング・サブミッション部)
講演内容:
CTD 2.5のBenefit Risk評価で用いているR-shinyアプリ,Medical Writerの役割,及びCTDでの活用事例を紹介します。
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15:10〜15:25 休憩15分
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15:25〜16:25 パネルディスカッション
全演者に加えて、 朝原優子 日本メディカルライター協会 副理事長(ノバルティスファーマ株式会社
グローバル医薬品開発本部 レギュラトリーライティング・サブミッション部)
パネルディスカッションの内容:
企業におけるData Visualizationの課題と対策、将来展望についてパネリストで議論します。(講演内容に対する質疑応答も含みます)
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16:25〜16:30 閉会の挨拶
安藤聡美 日本メディカルライター協会 副理事長
(公益財団法人がん研究会有明病院)
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