JMCA
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
Japan Medical and Scientific Communicators Association
HOME
JMCAとは
学習会・講習会
活動実績
入会案内
ご賛助のお願い・JMCA賛助企業
会則
よくあるご質問
お問い合わせ
関連情報・リンク
求人情報
医療や健康に関するコミュニケーターとは?
最終更新日:2024/12/16
メディカルライターのための患者向けライティング講座:@
〜実践 患者さんの行動変容のためのライティング10原則〜
日時: 2025年1月24日(金) 13:00〜14:45

形式: Zoomを用いたオンラインセミナー
(開催日の翌日から2週間(1月24日(金)〜2月7日(金))録画を
視聴できますのでスケジュールに不安のある方でも安心して
ご応募いただけます。)

主催: 特定非営利法人 日本メディカルライター協会(JMCA)

講師: 奥原剛
東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 医療コミュニケーション学分野 准教授
特定非営利活動法人 日本メディカルライター協会 理事

申込先: URL ⇒ https://forms.gle/7gsCAGbRk83b33KJ8
短縮URLが禁止の方はこちら

参加費(※):  正会員  5,500円(消費税10% 500円含む)
 賛助会員(枠内:4名まで)6,600円(消費税10% 600円含む)
 賛助会員(枠超過:5名以降)8,800円(消費税10% 800円含む)
 一般   11,000円(消費税10% 1,000円含む)
 学生   5,500円(消費税10% 500円含む)  
 ※正会員とは、今年度中にJMCA正会員年会費をお支払いいただいた方、を指します。
同一年度内で2つ以上のセミナー・シンポジウムへご参加希望の場合は、予めご入会すると以降、1回あたりの参加費がお安くなります。
詳しくは文末記載の当協会事務局までメールにてお問い合わせ下さい。
 
定員: 500名

【講義の概要】

21世紀の現在、疾病負担を減らすために重要なのは、人々の喫煙、飲酒、身体活動、食生活の行動変容です。感染症に対しては、予防接種と感染予防行動の促進も求められます。疾病の進行を抑制するための受診や服薬などの行動の促進も重要です。健康行動、行動変容を促すという視点は、保健医療のライティングでも求められています。

行動変容を促すコミュニケーション(ライティングを含む)の効果には3つの要因があります。コミュニケーションの「送り手の要因」、「受け手の要因」、そして「メッセージの要因」です。この講座は「メッセージ要因」を扱います。メッセージ要因とは、ライティングの書き手が「どのような内容を、どのように伝えるか」です。

患者さんの行動変容をうながすライティングには4つのハードルがあります。@患者さんがその情報に興味を持ち、Aその内容や重要性を理解し、B患者さんの考え方が変わり、C記憶に残る、という4つです。これまでの専門家から患者・市民に向けたコミュニケーションは、「正しい知識を提供して望ましい行動を促す」という「教えるコミュニケーション」に偏ってきました。しかし、4つのハードルを越えるには、知識を教えるコミュニケーションだけでは足りません。患者さんに「感じてもらうコミュニケーション」も重要です。

この講座では、行動変容のためのコミュニケーションに関する近年の学術的知見をふまえ、4つのハードルを越えて患者さんの行動変容をうながすライティングで重要な10原則を解説します。それぞれの原則について、学術的な背景を解説し、活用例を紹介します。この講座は、行動変容のための患者向けパンフレットやウェブサイトのライティングに役立つ実践的な内容です。

講師は、『実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーション』(大修館書店)の著者で、これまで5000人を超える保健医療従事者を対象に、患者・市民向け情報作成の研修を行ってきました。東京大学や帝京大学の公衆衛生大学院でも同じテーマで講義を行っています。

ぜひこの機会にご参加ください。


◆お問合せ
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話:050-6861-3069
メール:office@jmca-npo.org